優作との出会いは、ホームセンターのペットショップでした。
仕事の帰り、お店も閉店準備をし始めるころ、買い物ついでに何気に立ち寄ったペットショップで、やたらと私に熱狂的な視線を送る子がいました。
こちらを眺め、ゲージに盾つき、時に訴えるように鳴き、とにかくアピールが激しいし、周りの子に比べて明らかにクセが強い!
あまりに必死に訴える姿に、私はもう一瞬にして心を撃ち抜かれ、閉店間際の店員さんに
「この子、お願いします。」
即決、即買い。
大人買いって、こーゆーことなんだなと思ってしまった…。
もともと実家で猫を飼っていて、私は猫が大好きでした。赴任先で私も「みゆ」という雑種の猫を飼っていたのですが、諸事情でみゆを実家に預けなければならなくなったのです。このことがきっかけで、みゆは実家の猫になってしまいました(先住おねことは仲良くなかったケド…)。
なので、いつか再び猫を飼いたいという想いが強く、色んなペットショップや譲渡会情報、保護猫情報などをチェックしていたのです。
でも、“この子だ!”という出会いには至らず…。
飼いたくても出会いに恵まれない日々が続いていました。
だから、ホームセンターでこの子に出会った衝撃が凄すぎて、それが嬉しくて…。
そんな想いが即買いに繋がったのでした!笑。
でも、即決したのはいいけれど、家には何も用意はないし、仕事が忙しくてすぐに環境を整えるのが難しかったため、この子は2週間ほどショップでお世話をしてもらい、お迎えの準備を整えました!
そんな出会いを経て、この子はわが家の一員になったのです。